第167章第三者は誰か

シャーロットは口を開きかけたが、うつむき、正直に答えることにした。「ええ」

アレックスは真実に気づいていたものの、シャーロットの口から直接それを聞かされるのはやはり辛かった。

「どうして?」

シャーロットは戸惑ったように顔を上げた。「どういう意味?」

彼女には本当に理解できなかったのだ。

少しの間をおいて、アレックスは単刀直入に言った。「シャーロット、どうして君はいつも、ジェームズにだけは特別扱いをするんだ?」

「君を信じられなかった僕が悪いのは分かっている。でも、君を信じていなかったわけじゃないんだ――僕自身に自信がなかっただけなんだ。君が僕のことを好きじゃないから、僕を遠ざけよ...

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